特別プロジェクト
不便なロボットSPRO(スプロ)で心も体も元気に!
概要
菊池研究室では、大学院生の藤澤美結さんを中心として「わがままで不便なロボットSPRO(スプロ)」の開発に取り組んでいます。
SPROは、あえて自室で充電できないなど、いくつかの「不便さ」を持たせた変わったロボットです。ユーザがSPROのお世話をしたくなる心理を利用して、ユーザの行動変容を促すことを狙いとしており、自室に閉じこもりがちなお年寄りを外に連れ出しフレイル予防などに貢献できないか、大分県臼杵市のサービス付き高齢者向け住宅 緑の園マザーにて検証中です。
上記の取り組みは、2025年10月8日に日本リハビリテーション工学協会が主催する福祉機器コンテスト2025において学生部門優秀賞を受賞しました。また、「不便なロボット
亡き祖母への愛」として朝日新聞(2025年12月7日 WEB版,同8日 東京・大阪版(夕刊),同16日 大分版)に掲載されました。現在、大分県産学官金連携推進会議 令和7年度
産学官金連携推進事業(代表 株式会社 オーイーシー)、大分大学産学交流振興会の支援を受けて研究を進めています。
また、AIによる会話機能を搭載した新たなSPROの開発のため、クラウドファンディングを準備中です。

わがままで不便なロボットSPRO(スプロ)

福祉機器コンテスト2025において学生部門優秀賞を受賞

サービス付き高齢者向け住宅 緑の園マザーにて
